2025年3月27日木曜日

今週の今昔館(467) 大阪城豊臣石垣館がオープン 20250327

〇大阪城豊臣石垣館がオープンします
 2025年4月1日、大阪城「豊臣石垣館」がオープンします。
 豊臣秀吉が築いた初代大坂城の石垣を掘り起こして公開する「豊臣石垣公開プロジェクト」が平成25年から進められてきました。「太閤なにわの夢募金」への寄附金により、天守閣の南東、ミライザ大阪城の北側に施設を整備するものです。
 この施設は、「豊臣期の石垣」が展示の目玉であるため、地上の徳川期の石垣と時代が異なることを示し、かつ、わかりやすい名称として「大阪城 豊臣石垣館」としたそうです。
 大坂夏の陣での落城ののち、豊臣大坂城は地下に埋められ、現在地上で見ることのできる大阪城は、すべて10年かけて再築された徳川期以降のものです。
 今昔館で開催中の特別展「徳川大坂城400年」とセットで見ると、より理解が深まるように思います。

見学可能になった豊臣石垣
階段途中から撮影
館内の写真撮影は「石垣」のみOKです。
豊臣石垣館の外観
豊臣石垣館の背景に、
昭和6年再建の天守閣(登録有形文化財)と、
徳川大坂城の金蔵(重要文化財)
出口の前からは、梅林が見下ろせます。
リーフレットの表紙。
大阪城天守閣とセットでの入場となります。


〇特別展「徳川大坂城400年―城のかたち・まちの姿ー」開催中です

 2025年2月11日(火)〜2025年4月6日(日)

 大坂夏の陣の後、豊臣期の大坂は徳川氏による城の再築と城下の整備によって大きく姿を変え、現代大阪の基盤となりました。天守閣は17世紀半ばに焼失しましたが、大坂城はその後も「錦城」「華城」と呼ばれ、ながく人々に親しまれました。大坂城再築から400年。本展では徳川期大坂の城の形態と、城とともにあったまちの姿を立体的に解き明かします。

 徳川大坂城には本丸御殿が幕末まで存在していました。この御殿は徳川将軍の居所として造られ、狩野派の手になる障壁画で飾られていました。本展ではその大坂城御殿のうち詳細な大広間と銅御殿の復元模型(縮尺10分の1)を展示します。参考資料とした狩野探幽の作品、作事関係資料、江戸時代前期の大阪を描いた市街図屏風などとあわせてお楽しみください。

※再現模型製作にあたっては(公益財団法人)芳泉文化財団「地域文化活性化部門」の令和5年度・6年度の助成金をいただきました。

【講演会】(終了しました)
2025年3月2日(日)13:30~16:00(開場13:00)
演題・講師
「徳川大坂城の建築絵図」
 谷直樹氏(大阪市立住まいのミュージアム学術委員・前館長/大阪市立大学名誉教授)
「徳川大坂城の障壁画」
 岩間香氏(大阪市立住まいのミュージアム学術委員/摂南大学名誉教授)

申込はこちらからお願いします。
https://www.osaka-angenet.jp/event/458


〇【再掲】大大阪時代のまちづくり(2) 大阪城天守閣
 第二次市域拡張直前である1924年(大正13年)発行の大阪市パノラマ地図と、その12年後1936年(昭和11年)発行の大大阪観光地図を見比べながら、大大阪時代の大阪のまちづくりを振り返ります。今回は、大阪城天守閣です。
大阪市パノラマ地図(1924)(国際日本文化研究センター蔵)

 大正13年(1924)発行の大阪市パノラマ地図の大阪城を見ると、天守台はありますが天守閣がありません。徳川再建天守は建築後40年で落雷によって焼失し、以降は再建されませんでした。昭和天皇の即位御大典を奉祝して、市民の募金によって昭和6年(1931)に復興されたのが現在の天守閣で、来年95周年を迎えます。大大阪観光地図には、天守閣が大きく描かれています。

 天守の南には本丸御殿がありましたが、幕末の混乱の中で焼失しました。世界遺産となっている二条城の二の丸御殿と同様のものがあったといわれますので、本当に残念なことです。明治18年に和歌山城から移築された紀州御殿が師団指令部として使用されていました。

 昭和天皇の御大典を祝して天守を復興することになり、市民の募金150万円が集められました。その内半額以上が師団司令部の新築に充当され、47万円で天守閣を復興、26万円で公園を整備し、市民に公開されることとなりました。師団司令部の完成後、紀州御殿は大阪市の迎賓館となり、昭和7年の昭和天皇行幸の際には行在所となり、昭和8年に「天臨閣」と改称されました。

 戦後、師団司令部庁舎は米軍に接収され、返還されたのちは、大阪市警視庁、市立博物館等として使用され、現在はミライザ大阪城として再生され、利用されています。

 地図の貯水池の位置にあった豊臣天守は、夏の陣での落城後徳川方によって埋め立てられ、石垣が地下に眠っています。平成25年から市民の寄付によって豊臣石垣を掘り起こして展示する「豊臣石垣公開プロジェクト」が進められ、今年4月1日に「大阪城 豊臣石垣館」としてオープンする予定です。

大阪市パノラマ地図(1924)(国際日本文化研究センター蔵)

大大阪観光地図(1936)(国際日本文化研究センター蔵)


 大阪城の周辺を見比べてみると、パノラマ地図にはなかった大阪府庁、中央放送局が絵入りで描かれ、大阪城公園、国民会館、教育記念塔の文字も見えます。天守閣の復興と合わせて大阪城本丸は公園となり、周辺に施設の整備が進みましたが、大阪城周辺の大半は司令部、師団、大阪工廠、練兵場、射撃場などの軍用地でした。


〇ワークショップ・イベントのご案内
 和文化体験のワークショップやパフォーマンスです。どうぞお楽しみください。
 春夏秋冬の季節にちなんだ年中行事、町家の屋敷で行われる乙女文楽、狂言や上方舞、つまみ細工や折り紙のワークショップ、そして表通りでは町家の案内人に出会うこともあります。これらの催し物にはボランティア「町家衆」が大勢参加しています。
 ※参加には入館料(常設展)が必要です。開催日時は予告なく変更することがあります。事前にお確かめください。
 *スケジュール表はこちら≫https://www.osaka-angenet.jp/konjyakukan/event
 定員がある当日先着イベントは8階受付で12時から参加券を発行しています。


〇入場料のお知らせ
【常設展】一般 600円(団体500円)
     高校生・大学生 300円(団体200円)
【企画展】展覧会ごとに料金が異なります。
     今回の企画展は500円です。
     詳しくはホームページをご覧ください。
     ※常設展と企画展のお得なセット券も販売しております。

(注)団体は20名以上
(注)高校生・大学生は学生証原本要提示
(注)中学生以下、障がい者手帳等持参者(介護者1名を含む)、大阪市内の在住の65歳以上の方は無料(証明書原本(運転免許証、健康保険証、敬老優待乗車証、障がい者手帳等、またはミライロID)要提示)


今昔館は、毎週火曜日が休館日となっています。
 https://www.osaka-angenet.jp/konjyakukan/guide


〇着物体験サービス

着物(夏季は浴衣)に着替えて江戸時代の町並みを散策することができます。洋服の上からはおる簡単な着付けなので気軽にご利用いただけます。

●受付時間 10:00〜
●受付場所:9階着物コーナー(人形屋)
●料金:お1人につき1回1000円
●体験時間:30分(着替え時間を含まない)
●定員:先着100名様/日

※身長制限 110cm以上
※国内外に関わらず、小学校・中学校団体様の着物体験利用の受付は行っておりません。

【ご提供するサービスの内容】
・着物・草履のレンタル
・着付け ※服の上から着物を着ていただきます。
・上着、厚手の衣類(セーター、トレーナー等)は脱いでください。



〇反物着装パフォーマンス
約13メートルの長さの反物を2個のクリップと帯紐だけで、あたかも着物を着たかのように着装します。まるで手品のようです。
場 所:9階呉服屋
日 時:不定期(イベントスケジュールをご覧ください)
※町家衆のパフォーマンスをご覧ください。着装の体験はできません。



〇住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」とは?

 「住まいの歴史と文化」をテーマにした、日本で初めての專門ミュージアムである「大阪くらしの今昔館」は、2001年4月26日に開館しました。2023年4月26日に開館22周年を迎えました。これからも、大阪くらしの今昔館をどうぞよろしくお願いいたします。

 住まい情報センターのビルの9階「なにわ町家の歳時記」は、江戸時代のフロア。天保初年(1830年代前半)の大坂の町並みを実物大で復元しています。
 8階「モダン大阪パノラマ遊覧」は、明治・大正・昭和のフロアで近代大阪の住まいと暮らしを模型や資料で展示。
 さらに企画展示室では特別展や企画展を開催しています。

 前館長の谷直樹先生と新館長の増井正哉先生がこれまでの道のりを振り返り、これからの課題について語り合う動画が公開されています。
 こちらからどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=kFW0qbelLNo



〇「今昔館 まなびプログラム」が公開されています
 大阪のまちと住まいや くらしのことを おうちで学んでみませんか?
 こちらからどうぞ。
 ⇒https://www.osaka-angenet.jp/konjyakukan/manabi_program/今昔館 まなびプログラム




〇おうちにいながらミュージアムを楽しもう!
 今昔館の展示関連の動画を集めました。
https://www.youtube.com/@user-zy5nw1vs2o


 英語の字幕入りの動画を見ることもできます。
https://www.youtube.com/watch?v=lOgkk5mfaT0
 https://www.youtube.com/watch?v=1ZFcAzP08Ys



 今昔館の近代のフロアをご紹介する動画が2編公開されています。動画を見てから見学すると、見どころがよくわかると思います。
https://www.youtube.com/watch?v=SbqzmybwKss&feature=youtu.be


https://www.youtube.com/watch?v=EohP-xqrOi4



〇落語家 桂米團治と歩く江戸時代の大坂
 大阪くらしの今昔館の9階常設展示室にある江戸時代(天保年間)の大坂の町並みをご紹介する新しい動画ができました。案内人は上方の落語家、桂米團治師匠です。
〈①表通り編〉
 こちらからどうぞ。
 https://www.youtube.com/watch?v=n1moBJy5uB4
〈②町家の暮らし編〉
 こちらからどうぞ。
 https://www.youtube.com/watch?v=dDb2VBmyKnw



〇【動画】重文茶室「蓑庵」ー構造模型で見る茶室建築の世界
 重要文化財 大徳寺玉林院茶室「蓑庵(さあん)」の実物大構造模型(竹中大工道具館所蔵)を京都工芸繊維大学名誉教授 日向進先生が分かりやすく解説してくださいます。
 こちらからご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=tqJEnPZckbc&feature=youtu.be



〇天満天神繁昌亭コラボレーション企画【チケ得】が始まりました

「天満天神繁昌亭」×「大阪くらしの今昔館」

コラボレーション企画【チケ得】が始まりました!
窓口でチケット半券を提示していただくとお得に入場、入館していただけます。
詳細は以下に記載しておりますのでご利用の前にご確認ください。
(実施期間2023年8月1日(火)~2024年3月31日(日))

■天満天神繁昌亭にお得に入場■
「大阪くらしの今昔館」のチケット半券を提示すると
「天満天神繁昌亭」の入館料が300円OFF!!

※対象チケットは公演日より30日間有効
※窓口でお買い求めの際にのみ適用されます
※昼席一般当日入場料から300円引きいたします(例)当日料金2,800円が2,500円に!!
※半券1枚につき1名様1回限り利用可
※満席の場合はご利用いただけません
※その他割引との併用はできません
※ご利用いただけない日程がございます。詳しくは天満天神繁昌亭にお問い合わせください

■大阪くらしの今昔館にお得に入館■
「天満天神繁昌亭」のチケット半券を提示すると
「大阪くらしの今昔館」の入館料が100円OFF!!

※対象チケットは公演日より30日間有効
※窓口でお買い求めの際にのみ適用されます
※入館料から100円引きいたします(例)常設展大人600円が500円に!!
※半券1枚につき1名様1回限り利用可
※企画展のみの場合は割引できません
※その他割引との併用はできません
※ お支払い方法は現金のみとなります



 大阪くらしの今昔館の展示内容や利用案内などについて詳しくはこちらからご覧ください。
https://www.osaka-angenet.jp/konjyakukan/


 「今週の今昔館」の第1回から第52回までは、「古地図で愉しむ大阪まち物語」に掲載しています。
 「今週の今昔館」の第1回はこちらからご覧ください。
http://osakakochizu.blogspot.com/2016/08/blog-post_5.html



2025年3月14日金曜日

今週の今昔館(466)大大阪時代のまちづくり(4) 四ツ橋 20250314

〇大大阪時代のまちづくり(4) 四ツ橋
 第二次市域拡張直前である1924年(大正13年)発行の大阪市パノラマ地図と、その12年後1936年(昭和11年)発行の大大阪観光地図を見比べながら、大大阪時代の大阪のまちづくりを振り返ります。今回は、四ツ橋です。

大阪市パノラマ地図の四ツ橋付近(1924)(国際日本文化研究センター蔵)

 さて、いきなりですがクイズです。「みなさん、四ツ橋と聞いて何を連想されますか?」。若い方なら「メトロの駅」でしょうか。昭和を生き抜いてきた熟年の方は「プラネタリウム」を思い浮かべられるのではないでしょうか。そうです、中之島に科学館ができるまで、四ツ橋には電気科学館があり、プラネタリウムで有名でした。

 東西に流れる長堀と南北の西横堀が十字にクロスするこの場所には、井桁の形に4つの橋が架かり、東は炭屋橋、西は吉野屋橋、北は上繋橋、南は下繋橋とそれぞれ名前がありましたが、まとめて四ツ橋と呼ばれていました。江戸時代に刊行された摂津名所図会を見ると、四ツ橋は、町家がびっしりと建ち並ぶ大坂の市街地の中で数少ない開放された場所で、夕涼みの名所でした。煙管の名店があることでも有名でした。

摂津名所図会の四ツ橋(大阪市立図書館蔵)

 明治41年、市電の南北線と東西線が開通し、ここは線路が交差する「ダイヤモンド・クロッシング」として珍しがられました。大正13年に刊行された大阪市パノラマ地図では、四ツ橋はこの地図全体のど真ん中に描かれています。電車の挿絵のあるところが停留所です。この地図には、電気科学館は描かれていません。

四ツ橋電車交叉点(大阪府写真帖)

 昭和12年にはプラネタリウムで有名だった電気科学館が建設されました。昭和11年発行の大大阪観光地図には、観光名所として「電気科学館」が掲載されています。まだ、工事中でしたが、ちゃんと載っています。平成元年に中之島に大阪市立科学館が開館するまでの間、四ツ橋のプラネタリウムとして親しまれてきました。四ツ橋の右下には、挿絵入りで文楽座が描かれ、十合(そごう)、大丸、新町演舞場、堀江演舞場の表記も見えます。

大大阪観光地図の四ツ橋付近(1936)
(国際日本文化研究センター蔵)

開館当時の電気科学館 (大阪市立科学館HPより)

 昭和45年までに2つの川は埋め立てられ4つの橋は撤去されましたが、四つ橋筋に面して「旧名所四ツ橋の碑」があります。阪神高速道路の東側、炭屋橋が架かっていた所には、句碑が2基並んで建っています。上島鬼貫の「後の月 入て貌よし 星の空」と、小西来山の「すずしさに 四ツ橋をよつ わたりけり」の2つです。お月見や夕涼みの名所であったことが詠まれています。





上島鬼貫と小西来山の句碑

 大阪メトロ四つ橋線四ツ橋駅のホーム壁面には橋の名前がイラストでデザインされています。楽譜のようにも見えますが、さて読めるでしょうか?メトロで近くへお越しの際には、ぜひ現地でご確認ください。

地下鉄四ツ橋駅の壁面デザイン
東側の橋の名前は?
地下鉄四ツ橋駅の壁面デザイン
西側の橋の名前は?
地下鉄四ツ橋駅の壁面デザイン
北側の橋の名前は?
地下鉄四ツ橋駅の壁面デザイン
南側の橋の名前は?



〇特別展「徳川大坂城400年―城のかたち・まちの姿ー」開催中です

 2025年2月11日(火)〜2025年4月6日(日)

 大坂夏の陣の後、豊臣期の大坂は徳川氏による城の再築と城下の整備によって大きく姿を変え、現代大阪の基盤となりました。天守閣は17世紀半ばに焼失しましたが、大坂城はその後も「錦城」「華城」と呼ばれ、ながく人々に親しまれました。大坂城再築から400年。本展では徳川期大坂の城の形態と、城とともにあったまちの姿を立体的に解き明かします。

 徳川大坂城には本丸御殿が幕末まで存在していました。この御殿は徳川将軍の居所として造られ、狩野派の手になる障壁画で飾られていました。本展ではその大坂城御殿のうち詳細な大広間と銅御殿の復元模型(縮尺10分の1)を展示します。参考資料とした狩野探幽の作品、作事関係資料、江戸時代前期の大阪を描いた市街図屏風などとあわせてお楽しみください。

※再現模型製作にあたっては(公益財団法人)芳泉文化財団「地域文化活性化部門」の令和5年度・6年度の助成金をいただきました。

【講演会】
2025年3月2日(日)13:30~16:00(開場13:00)
演題・講師
「徳川大坂城の建築絵図」
 谷直樹氏(大阪市立住まいのミュージアム学術委員・前館長/大阪市立大学名誉教授)
「徳川大坂城の障壁画」
 岩間香氏(大阪市立住まいのミュージアム学術委員/摂南大学名誉教授)

申込はこちらからお願いします。
https://www.osaka-angenet.jp/event/458


〇ワークショップ・イベントのご案内
 和文化体験のワークショップやパフォーマンスです。どうぞお楽しみください。
 春夏秋冬の季節にちなんだ年中行事、町家の屋敷で行われる乙女文楽、狂言や上方舞、つまみ細工や折り紙のワークショップ、そして表通りでは町家の案内人に出会うこともあります。これらの催し物にはボランティア「町家衆」が大勢参加しています。
 ※参加には入館料(常設展)が必要です。開催日時は予告なく変更することがあります。事前にお確かめください。
 *スケジュール表はこちら≫https://www.osaka-angenet.jp/konjyakukan/event
 定員がある当日先着イベントは8階受付で12時から参加券を発行しています。


〇入場料のお知らせ
【常設展】一般 600円(団体500円)
     高校生・大学生 300円(団体200円)
【企画展】展覧会ごとに料金が異なります。
     今回の企画展は500円です。
     詳しくはホームページをご覧ください。
     ※常設展と企画展のお得なセット券も販売しております。

(注)団体は20名以上
(注)高校生・大学生は学生証原本要提示
(注)中学生以下、障がい者手帳等持参者(介護者1名を含む)、大阪市内の在住の65歳以上の方は無料(証明書原本(運転免許証、健康保険証、敬老優待乗車証、障がい者手帳等、またはミライロID)要提示)


今昔館は、毎週火曜日が休館日となっています。
 https://www.osaka-angenet.jp/konjyakukan/guide


〇着物体験サービス

着物(夏季は浴衣)に着替えて江戸時代の町並みを散策することができます。洋服の上からはおる簡単な着付けなので気軽にご利用いただけます。

●受付時間 10:00〜
●受付場所:9階着物コーナー(人形屋)
●料金:お1人につき1回1000円
●体験時間:30分(着替え時間を含まない)
●定員:先着100名様/日

※身長制限 110cm以上
※国内外に関わらず、小学校・中学校団体様の着物体験利用の受付は行っておりません。

【ご提供するサービスの内容】
・着物・草履のレンタル
・着付け ※服の上から着物を着ていただきます。
・上着、厚手の衣類(セーター、トレーナー等)は脱いでください。



〇反物着装パフォーマンス
約13メートルの長さの反物を2個のクリップと帯紐だけで、あたかも着物を着たかのように着装します。まるで手品のようです。
場 所:9階呉服屋
日 時:不定期(イベントスケジュールをご覧ください)
※町家衆のパフォーマンスをご覧ください。着装の体験はできません。



〇住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」とは?

 「住まいの歴史と文化」をテーマにした、日本で初めての專門ミュージアムである「大阪くらしの今昔館」は、2001年4月26日に開館しました。2023年4月26日に開館22周年を迎えました。これからも、大阪くらしの今昔館をどうぞよろしくお願いいたします。

 住まい情報センターのビルの9階「なにわ町家の歳時記」は、江戸時代のフロア。天保初年(1830年代前半)の大坂の町並みを実物大で復元しています。
 8階「モダン大阪パノラマ遊覧」は、明治・大正・昭和のフロアで近代大阪の住まいと暮らしを模型や資料で展示。
 さらに企画展示室では特別展や企画展を開催しています。

 前館長の谷直樹先生と新館長の増井正哉先生がこれまでの道のりを振り返り、これからの課題について語り合う動画が公開されています。
 こちらからどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=kFW0qbelLNo



〇「今昔館 まなびプログラム」が公開されています
 大阪のまちと住まいや くらしのことを おうちで学んでみませんか?
 こちらからどうぞ。
 ⇒https://www.osaka-angenet.jp/konjyakukan/manabi_program/今昔館 まなびプログラム




〇おうちにいながらミュージアムを楽しもう!
 今昔館の展示関連の動画を集めました。
https://www.youtube.com/@user-zy5nw1vs2o


 英語の字幕入りの動画を見ることもできます。
https://www.youtube.com/watch?v=lOgkk5mfaT0
 https://www.youtube.com/watch?v=1ZFcAzP08Ys



 今昔館の近代のフロアをご紹介する動画が2編公開されています。動画を見てから見学すると、見どころがよくわかると思います。
https://www.youtube.com/watch?v=SbqzmybwKss&feature=youtu.be


https://www.youtube.com/watch?v=EohP-xqrOi4



〇落語家 桂米團治と歩く江戸時代の大坂
 大阪くらしの今昔館の9階常設展示室にある江戸時代(天保年間)の大坂の町並みをご紹介する新しい動画ができました。案内人は上方の落語家、桂米團治師匠です。
〈①表通り編〉
 こちらからどうぞ。
 https://www.youtube.com/watch?v=n1moBJy5uB4
〈②町家の暮らし編〉
 こちらからどうぞ。
 https://www.youtube.com/watch?v=dDb2VBmyKnw



〇【動画】重文茶室「蓑庵」ー構造模型で見る茶室建築の世界
 重要文化財 大徳寺玉林院茶室「蓑庵(さあん)」の実物大構造模型(竹中大工道具館所蔵)を京都工芸繊維大学名誉教授 日向進先生が分かりやすく解説してくださいます。
 こちらからご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=tqJEnPZckbc&feature=youtu.be



〇天満天神繁昌亭コラボレーション企画【チケ得】が始まりました

「天満天神繁昌亭」×「大阪くらしの今昔館」

コラボレーション企画【チケ得】が始まりました!
窓口でチケット半券を提示していただくとお得に入場、入館していただけます。
詳細は以下に記載しておりますのでご利用の前にご確認ください。
(実施期間2023年8月1日(火)~2024年3月31日(日))

■天満天神繁昌亭にお得に入場■
「大阪くらしの今昔館」のチケット半券を提示すると
「天満天神繁昌亭」の入館料が300円OFF!!

※対象チケットは公演日より30日間有効
※窓口でお買い求めの際にのみ適用されます
※昼席一般当日入場料から300円引きいたします(例)当日料金2,800円が2,500円に!!
※半券1枚につき1名様1回限り利用可
※満席の場合はご利用いただけません
※その他割引との併用はできません
※ご利用いただけない日程がございます。詳しくは天満天神繁昌亭にお問い合わせください

■大阪くらしの今昔館にお得に入館■
「天満天神繁昌亭」のチケット半券を提示すると
「大阪くらしの今昔館」の入館料が100円OFF!!

※対象チケットは公演日より30日間有効
※窓口でお買い求めの際にのみ適用されます
※入館料から100円引きいたします(例)常設展大人600円が500円に!!
※半券1枚につき1名様1回限り利用可
※企画展のみの場合は割引できません
※その他割引との併用はできません
※ お支払い方法は現金のみとなります



 大阪くらしの今昔館の展示内容や利用案内などについて詳しくはこちらからご覧ください。
https://www.osaka-angenet.jp/konjyakukan/


 「今週の今昔館」の第1回から第52回までは、「古地図で愉しむ大阪まち物語」に掲載しています。
 「今週の今昔館」の第1回はこちらからご覧ください。
http://osakakochizu.blogspot.com/2016/08/blog-post_5.html