〇住まいのミュージアムができるまで(4)
今回は、住まいの六景のひとつ「北船場」の模型ができるまでを、調査・設計を担当された森下尚美先生にお伺いしたお話です。あんじゅ2002年夏号からの引用です。
〇特別展「大坂蔵屋敷-天下の台所はここから始まる-」開催中。5月28日までです。
会期:平成29年4月22日(土)~5月28日(日)
開館時間:10時~17時(入館は16時30分まで)
会期中の休館日:4月25日(火)、5月2日(火)、9日(火)、
16日(火)、23日(火)
「天下の台所」と称された江戸時代の大坂には諸藩の蔵屋敷が設けられ、17世紀末に81、最盛期の19世紀前期には110をこえる蔵屋敷が建ち並んでいました。各藩では、年貢として領内から徴収した米や特産品をこの蔵屋敷に集め、相場を見て売り捌き、現金化しました。このような経済活動の中から、世界に先駆けて先物取引が大坂で誕生しました。大坂の経済発展は、蔵屋敷を中心に全国の物資が集中することによってもたらされたのです。
大坂蔵屋敷は各藩の屋敷としても機能しました。藩の役人の住まいのほかに、国元からの年貢米を収納する米蔵が大きな比重を占めたため、蔵屋敷と呼ばれました。大坂蔵屋敷は、水運の便が良い中之島を中心に立地し、「水の都」にふさわしい都市景観を形成していたのです。
蔵屋敷の研究は、経済史や歴史学の分野から始まり、考古学の発掘で新発見が相次ぎ、最近では建築史研究成果も出ています。そこで、大阪くらしの今昔館(大阪市立住まいのミュージアム)では、大阪の居住形態のひとつとして大坂蔵屋敷を取り上げました。新発見の資料も含めて約150点の歴史資料を展示し、蔵屋敷の歴史、建物の特徴と変遷、蔵屋敷のある町並景観、蔵屋敷での暮らしと年中行事など、さまざまな角度から蔵屋敷の実像に迫ります。
会 場:大阪市立住まいのミュージアム(大阪くらしの今昔館)企画展示室
〒530-0041 大阪市北区天神橋6丁目4-20
住まい情報センタービル8階
開催時間:午前10時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
入 館 料: 特別展のみ300円
常設展+特別展 一般800円(団体700円)
高・大生500円(団体400円)(要学生証提示)
*団体は20名様以上
*年間パスポートでもご入場いただけます。
*中学生以下、障がい者手帳持参者、大阪市内在住の65歳以上の方は
無料です(要証明書提示)。
交 通:大阪市営地下鉄堺筋線・谷町線、阪急線「天神橋筋六丁目」駅
3番出口から直結
主な展示資料:大坂蔵屋敷に関する屏風・絵巻・建築絵図・文書資料等
主 催:大阪市立住まいのミュージアム
〇今週のイベント・ワークショップ
5月24日(水)~27日(土)、29日(月)、31日(水)~6月3日(土)
町家ツアー
住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」の9階「なにわ町家の歳時記」では、楽しいガイドツアーをおこなっております。当日ご来館の方は、自由に参加していただけます。
※団体でお越しの場合は、事前にお申し込みください。
開催日:平日・土曜日
(※日曜日・祝日は下記のとおり、町家衆による町家ツアーがあります。)
時 間:11:30、14:30
5月28日(日)、6月4日(日)
町家衆イベント 町家ツアー
江戸時代大坂の町並みについて町の特色や見どころをわかりやすく解説します。
時 間:13:10~14:00
5月27日(土)
町家衆イベント ワークショップ『千代紙ろうそくを作ろう』
①13時30分 ②14時30分
当日先着各回10名、参加費200円
*当日12時より受付で参加整理券を販売します
講師:大阪くらしの今昔館 町家衆
5月28日(日)
町家衆イベント 絵本で楽しい時間
むかし話などの絵本を表情豊かに読み聞かせます。
じっくりとお聞きください。
開催日: 第4日曜
時 間:14:30~15:00
イベント 町家寄席-落語“らくてん会”
大坂の町家で開催される、アマチュア落語の会です
14時~15時30分頃
出演:らくてん会
6月4日(日)
町家衆イベント 町の解説
江戸時代の大坂では人々はどのように暮らしていたのか。
当時の史料(複製)とともに町会所で詳しく説明します。
開催日:第1・3日曜
時 間:13:00~16:00
そのほかのイベント・ワークショップはこちらからご覧いただけます。
そのほか定期開催のイベントはこちらからご覧ください。
大阪くらしの今昔館の展示内容や利用案内などについて詳しくはこちらからどうぞ。
「住まい・まちづくり・ネット」では、大阪市立住まい情報センター主催のセミナーやイベントの紹介、専門家団体やNPOの方々と共催しているタイアップイベントの紹介などを行っています。イベント参加の申し込みやご意見ご感想なども、こちらから行える双方向のサイトとなっています。
「住まい・まちづくり・ネット」はこちらからどうぞ。≫http://www.sumai-machi-net.com/
初めての方はこちらからどうぞ。≫http://www.sumai-machi-net.com/howtouse
今回は、住まいの六景のひとつ「北船場」の模型ができるまでを、調査・設計を担当された森下尚美先生にお伺いしたお話です。あんじゅ2002年夏号からの引用です。
〇特別展「大坂蔵屋敷-天下の台所はここから始まる-」開催中。5月28日までです。
会期:平成29年4月22日(土)~5月28日(日)
開館時間:10時~17時(入館は16時30分まで)
会期中の休館日:4月25日(火)、5月2日(火)、9日(火)、
16日(火)、23日(火)
「天下の台所」と称された江戸時代の大坂には諸藩の蔵屋敷が設けられ、17世紀末に81、最盛期の19世紀前期には110をこえる蔵屋敷が建ち並んでいました。各藩では、年貢として領内から徴収した米や特産品をこの蔵屋敷に集め、相場を見て売り捌き、現金化しました。このような経済活動の中から、世界に先駆けて先物取引が大坂で誕生しました。大坂の経済発展は、蔵屋敷を中心に全国の物資が集中することによってもたらされたのです。
大坂蔵屋敷は各藩の屋敷としても機能しました。藩の役人の住まいのほかに、国元からの年貢米を収納する米蔵が大きな比重を占めたため、蔵屋敷と呼ばれました。大坂蔵屋敷は、水運の便が良い中之島を中心に立地し、「水の都」にふさわしい都市景観を形成していたのです。
蔵屋敷の研究は、経済史や歴史学の分野から始まり、考古学の発掘で新発見が相次ぎ、最近では建築史研究成果も出ています。そこで、大阪くらしの今昔館(大阪市立住まいのミュージアム)では、大阪の居住形態のひとつとして大坂蔵屋敷を取り上げました。新発見の資料も含めて約150点の歴史資料を展示し、蔵屋敷の歴史、建物の特徴と変遷、蔵屋敷のある町並景観、蔵屋敷での暮らしと年中行事など、さまざまな角度から蔵屋敷の実像に迫ります。
会 場:大阪市立住まいのミュージアム(大阪くらしの今昔館)企画展示室
〒530-0041 大阪市北区天神橋6丁目4-20
住まい情報センタービル8階
開催時間:午前10時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
入 館 料: 特別展のみ300円
常設展+特別展 一般800円(団体700円)
高・大生500円(団体400円)(要学生証提示)
*団体は20名様以上
*年間パスポートでもご入場いただけます。
*中学生以下、障がい者手帳持参者、大阪市内在住の65歳以上の方は
無料です(要証明書提示)。
交 通:大阪市営地下鉄堺筋線・谷町線、阪急線「天神橋筋六丁目」駅
3番出口から直結
主な展示資料:大坂蔵屋敷に関する屏風・絵巻・建築絵図・文書資料等
主 催:大阪市立住まいのミュージアム
〇今週のイベント・ワークショップ
5月24日(水)~27日(土)、29日(月)、31日(水)~6月3日(土)
町家ツアー
住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」の9階「なにわ町家の歳時記」では、楽しいガイドツアーをおこなっております。当日ご来館の方は、自由に参加していただけます。
※団体でお越しの場合は、事前にお申し込みください。
開催日:平日・土曜日
(※日曜日・祝日は下記のとおり、町家衆による町家ツアーがあります。)
時 間:11:30、14:30
5月28日(日)、6月4日(日)
町家衆イベント 町家ツアー
江戸時代大坂の町並みについて町の特色や見どころをわかりやすく解説します。
時 間:13:10~14:00
5月27日(土)
町家衆イベント ワークショップ『千代紙ろうそくを作ろう』
①13時30分 ②14時30分
当日先着各回10名、参加費200円
*当日12時より受付で参加整理券を販売します
講師:大阪くらしの今昔館 町家衆
5月28日(日)
町家衆イベント 絵本で楽しい時間
むかし話などの絵本を表情豊かに読み聞かせます。
じっくりとお聞きください。
開催日: 第4日曜
時 間:14:30~15:00
イベント 町家寄席-落語“らくてん会”
大坂の町家で開催される、アマチュア落語の会です
14時~15時30分頃
出演:らくてん会
6月4日(日)
町家衆イベント 町の解説
江戸時代の大坂では人々はどのように暮らしていたのか。
当時の史料(複製)とともに町会所で詳しく説明します。
開催日:第1・3日曜
時 間:13:00~16:00
そのほかのイベント・ワークショップはこちらからご覧いただけます。
そのほか定期開催のイベントはこちらからご覧ください。
大阪くらしの今昔館の展示内容や利用案内などについて詳しくはこちらからどうぞ。
「住まい・まちづくり・ネット」では、大阪市立住まい情報センター主催のセミナーやイベントの紹介、専門家団体やNPOの方々と共催しているタイアップイベントの紹介などを行っています。イベント参加の申し込みやご意見ご感想なども、こちらから行える双方向のサイトとなっています。
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初めての方はこちらからどうぞ。≫http://www.sumai-machi-net.com/howtouse
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