今週の今昔館は、大阪市住まい公社在籍時から書き始め、8年8カ月続けてきて450回を迎えました。これまでの投稿内容から、主な特集記事、連載記事を振り返ります。(2020年6月~2022年9月)
「浪華の賑ひ」に続き、「淀川両岸一覧」についての特集記事を、1年3カ月にわたり掲載しました。
〇淀川両岸一覧にみる江戸時代の大坂
(1)序、凡例
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(2)上り船之巻 八軒家
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(30)下り船之巻 京師
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(60) 淀川両岸一覧全行程(完)
この間にも、大きな出来事がありました。今昔館の入っているビルの天井の耐震改修工事に伴う、長期間にわたる江戸時代のフロアの閉鎖です。
〇天井改修工事の実施に伴う臨時休館および一部展示室等の閉鎖のお知らせ
天井改修工事に伴う展示替えのため、令和3年9月1日から9月17日までは、全館臨時休館となります。
また、天井改修工事の実施に伴い、9月18日より令和4年秋頃(予定)までの約1年間、9階常設展示室および10階展望フロアが閉鎖されますので、ご注意ください。
天井改修工事の実施中は近代のフロアだけでの開館となるため、近代展示室の特集記事を連載しました。
〇今昔館の近代展示室の見どころ
(1)近代のフロアの全体構成
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(22)「大阪市パノラマ地図」中之島付近
この間に館蔵品紹介を連載しました。
〇今昔館の館蔵品紹介「浪花風景十二月」
〇今昔館の館蔵品紹介「浪花風景十二月 正月 道頓堀初芝居」
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〇今昔館の館蔵品紹介「浪花風景十二月 臘月 雪中の松の鼻」
各月の目次は次のとおりです。表題をクリックすると、各月の絵とその解説をご覧いただくことができます。
(一月)正月 道頓堀初芝居
(二月)如月 早春の梅屋敷
(三月)雛月 住吉汐干狩
(四月)卯花月 野田春日社紫香
(五月)皐月 五月雨の茶臼山
(六月)水無月 名物天神まつり
(七月)文月 新清水寺之小瀑
(八月)葉月 四ツ橋之夕涼
(九月)長月 錦城之初秋
(十月)小春月 紅葉寺毘沙門池の楓影
(十一月)霜月 高津社頭之訪冬
(十二月)臘月 雪中の松の鼻
※ 当該記事の前に他の記事がある場合があります。
以降は、次回へ続きます。
〇企画展「布のすがた―いまむかし」開催中です
2024年10月23日(水)〜2025年2月2日(日)
昔の人々が日々のくらしの中で使用してきたものと、現代の私たちが手にし、目にするものには、どのような関係があるのでしょうか?そこには様々な色や形、材質、用途などの共通項や差異があり、古い時代のものであっても現代のくらしに通じるヒントやアイデア、工夫などを見出すことができます。
本展では日本人のくらしや文化と密接に関わってきた「染織」にスポットを当て、大阪芸術大学工芸学科テキスタイル・染織コース出身の現代の染織家達の作品と大阪くらしの今昔館の収蔵品との共演により、新しい布のすがたを発見し、染織文化の奥深さや動向を広く発信します。
展示作品の概要 |
関連イベント
【講演会】 演題:「織物以前のこと、南太平洋のタパや装い」
日時:2024年11月24日(日)(終了しました)
講師:福本繁樹(美術家 ノンフィクション作家 元大阪芸術大学教授)
会場:大阪市立住まい情報センター3階ホール
【ワークショップ】 内容:「カード織りでストラップ制作」
日時:2024年12月14日(土)13:00~完成次第終了(所要時間約3時間)
講師:岸田めぐみ(大阪芸術大学非常勤講師)
会場:大阪市立住まい情報センター5階研修室
対象:中学生以上
参加費:2,000円
定員:15名(要事前申込)※応募多数の場合抽選
持ち物:はさみ
申込方法:「おおさか・あんじゅ・ネット」の特設ページ(以下URL)よりお申し込みください。
https://www.osaka-angenet.jp/event/375
申込締切:令和6年11月30日(土)
〇ワークショップ・イベントのご案内
和文化体験のワークショップやパフォーマンスです。どうぞお楽しみください。
*スケジュール表はこちら≫https://www.osaka-angenet.jp/konjyakukan/event
定員がある当日先着イベントは8階受付で12時から参加券を発行しています。
〇入場料のお知らせ
【常設展】一般 600円(団体500円)
高校生・大学生 300円(団体200円)
【企画展】展覧会ごとに料金が異なります。
今回の企画展は500円です。
詳しくはホームページをご覧ください。
※常設展と企画展のお得なセット券も販売しております。
(注)団体は20名以上
(注)高校生・大学生は学生証原本要提示
(注)中学生以下、障がい者手帳等持参者(介護者1名を含む)、大阪市内の在住の65歳以上の方は無料(証明書原本(運転免許証、健康保険証、敬老優待乗車証、障がい者手帳等、またはミライロID)要提示)
今昔館は、毎週火曜日が休館日となっています。
https://www.osaka-angenet.jp/konjyakukan/guide
〇風呂屋シアターもリフレッシュ
「桂米朝・米團治と行く 大坂むかしまち巡り」と題して、商家の賑わいを紹介しています。
〇着物体験サービス
感染症対策のため中止しておりました、着物体験サービスを再開しています。
着物(夏季は浴衣)に着替えて江戸時代の町並みを散策することができます。洋服の上からはおる簡単な着付けなので気軽にご利用いただけます。
●受付時間 10:00〜
●受付場所:9階着物コーナー(人形屋)
●料金:お1人につき1回1000円
●体験時間:30分(着替え時間を含まない)
●定員:先着100名様/日
※身長制限 110cm以上
※国内外に関わらず、小学校・中学校団体様の着物体験利用の受付は行っておりません。
【ご提供するサービスの内容】
・着物・草履のレンタル
・着付け ※服の上から着物を着ていただきます。
・上着、厚手の衣類(セーター、トレーナー等)は脱いでください。
〇反物着装パフォーマンス
約13メートルの長さの反物を2個のクリップと帯紐だけで、あたかも着物を着たかのように着装します。まるで手品のようです。
場 所:9階呉服屋
日 時:不定期(イベントスケジュールをご覧ください)
※町家衆のパフォーマンスをご覧ください。着装の体験はできません。
〇住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」とは?
「住まいの歴史と文化」をテーマにした、日本で初めての專門ミュージアムである「大阪くらしの今昔館」は、2001年4月26日に開館しました。2023年4月26日に開館22周年を迎えました。これからも、大阪くらしの今昔館をどうぞよろしくお願いいたします。
住まい情報センターのビルの9階「なにわ町家の歳時記」は、江戸時代のフロア。天保初年(1830年代前半)の大坂の町並みを実物大で復元しています。
8階「モダン大阪パノラマ遊覧」は、明治・大正・昭和のフロアで近代大阪の住まいと暮らしを模型や資料で展示。
さらに企画展示室では特別展や企画展を開催しています。
前館長の谷直樹先生と新館長の増井正哉先生がこれまでの道のりを振り返り、これからの課題について語り合う動画が公開されています。
こちらからどうぞ。
⇒ https://www.youtube.com/watch?v=kFW0qbelLNo
〇「今昔館 まなびプログラム」が公開されています
大阪のまちと住まいや くらしのことを おうちで学んでみませんか?
こちらからどうぞ。
⇒https://www.osaka-angenet.jp/konjyakukan/manabi_program/今昔館 まなびプログラム
〇おうちにいながらミュージアムを楽しもう!
今昔館の展示関連の動画を集めました。
⇒https://www.youtube.com/@user-zy5nw1vs2o
英語の字幕入りの動画を見ることもできます。
⇒https://www.youtube.com/watch?v=lOgkk5mfaT0
https://www.youtube.com/watch?v=1ZFcAzP08Ys
今昔館の近代のフロアをご紹介する動画が2編公開されています。動画を見てから見学すると、見どころがよくわかると思います。
⇒https://www.youtube.com/watch?v=SbqzmybwKss&feature=youtu.be
⇒https://www.youtube.com/watch?v=EohP-xqrOi4
〇落語家 桂米團治と歩く江戸時代の大坂
大阪くらしの今昔館の9階常設展示室にある江戸時代(天保年間)の大坂の町並みをご紹介する新しい動画ができました。案内人は上方の落語家、桂米團治師匠です。
〈①表通り編〉
こちらからどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=n1moBJy5uB4
〈②町家の暮らし編〉
こちらからどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=dDb2VBmyKnw
〇【動画】重文茶室「蓑庵」ー構造模型で見る茶室建築の世界
重要文化財 大徳寺玉林院茶室「蓑庵(さあん)」の実物大構造模型(竹中大工道具館所蔵)を京都工芸繊維大学名誉教授 日向進先生が分かりやすく解説してくださいます。
こちらからご覧ください。
⇒https://www.youtube.com/watch?v=tqJEnPZckbc&feature=youtu.be
〇天満天神繁昌亭コラボレーション企画【チケ得】が始まりました
「天満天神繁昌亭」×「大阪くらしの今昔館」
コラボレーション企画【チケ得】が始まりました!
窓口でチケット半券を提示していただくとお得に入場、入館していただけます。
詳細は以下に記載しておりますのでご利用の前にご確認ください。
(実施期間2023年8月1日(火)~2024年3月31日(日))
■天満天神繁昌亭にお得に入場■
「大阪くらしの今昔館」のチケット半券を提示すると
「天満天神繁昌亭」の入館料が300円OFF!!
※対象チケットは公演日より30日間有効
※窓口でお買い求めの際にのみ適用されます
※昼席一般当日入場料から300円引きいたします(例)当日料金2,800円が2,500円に!!
※半券1枚につき1名様1回限り利用可
※満席の場合はご利用いただけません
※その他割引との併用はできません
※ご利用いただけない日程がございます。詳しくは天満天神繁昌亭にお問い合わせください
■大阪くらしの今昔館にお得に入館■
「天満天神繁昌亭」のチケット半券を提示すると
「大阪くらしの今昔館」の入館料が100円OFF!!
※対象チケットは公演日より30日間有効
※窓口でお買い求めの際にのみ適用されます
※入館料から100円引きいたします(例)常設展大人600円が500円に!!
※半券1枚につき1名様1回限り利用可
※企画展のみの場合は割引できません
※その他割引との併用はできません
※ お支払い方法は現金のみとなります
大阪くらしの今昔館の展示内容や利用案内などについて詳しくはこちらからご覧ください。
≫ https://www.osaka-angenet.jp/konjyakukan/
「今週の今昔館」の第1回から第52回までは、「古地図で愉しむ大阪まち物語」に掲載しています。
「今週の今昔館」の第1回はこちらからご覧ください。
≫ http://osakakochizu.blogspot.com/2016/08/blog-post_5.html
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