2017年4月25日火曜日

今週の今昔館(56) 20170425

〇大阪くらしの今昔館は、4月26日に開館16周年を迎えます。
 これからも、大阪くらしの今昔館をどうぞよろしくお願いいたします。


 大阪市立住まい情報センターが平成11年11月6日にオープンすることを紹介する「あんじゅ第1号」に掲載された記事です。記事の2ページ目に、住まいのミュージアムは、”平成13年オープン予定”と紹介されています。
 住まい情報センター(住情報プラザ)の開設後、9階フロアで町家の建設が進められ、1年半後の平成13年(2001)4月26日に、住まいのミュージアムがオープンしました。住まいのミュージアムは、開館して1年後から「大阪くらしの今昔館」を愛称として使用するようになりました。



〇特別展「大坂蔵屋敷-天下の台所はここから始まる-」が始まりました。

会期:平成29年4月22日(土)~5月28日(日)
開館時間:10時~17時(入館は16時30分まで)
会期中の休館日:4月25日(火)、5月2日(火)、9日(火)、
        16日(火)、23日(火)

 「天下の台所」と称された江戸時代の大坂には諸藩の蔵屋敷が設けられ、17世紀末に81、最盛期の19世紀前期には110をこえる蔵屋敷が建ち並んでいました。各藩では、年貢として領内から徴収した米や特産品をこの蔵屋敷に集め、相場を見て売り捌き、現金化しました。このような経済活動の中から、世界に先駆けて先物取引が大坂で誕生しました。大坂の経済発展は、蔵屋敷を中心に全国の物資が集中することによってもたらされたのです。

 大坂蔵屋敷は各藩の屋敷としても機能しました。藩の役人の住まいのほかに、国元からの年貢米を収納する米蔵が大きな比重を占めたため、蔵屋敷と呼ばれました。大坂蔵屋敷は、水運の便が良い中之島を中心に立地し、「水の都」にふさわしい都市景観を形成していたのです。

 蔵屋敷の研究は、経済史や歴史学の分野から始まり、考古学の発掘で新発見が相次ぎ、最近では建築史研究成果も出ています。そこで、大阪くらしの今昔館(大阪市立住まいのミュージアム)では、大阪の居住形態のひとつとして大坂蔵屋敷を取り上げました。新発見の資料も含めて約150点の歴史資料を展示し、蔵屋敷の歴史、建物の特徴と変遷、蔵屋敷のある町並景観、蔵屋敷での暮らしと年中行事など、さまざまな角度から蔵屋敷の実像に迫ります。



会  場:大阪市立住まいのミュージアム(大阪くらしの今昔館)企画展示室
     〒530-0041 大阪市北区天神橋6丁目4-20
     住まい情報センタービル8階
開催時間:午前10時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
入 館 料: 特別展のみ300円
     常設展+特別展   一般800円(団体700円)
             高・大生500円(団体400円)(要学生証提示)
     *団体は20名様以上
     *年間パスポートでもご入場いただけます。
     *中学生以下、障がい者手帳持参者、大阪市内在住の65歳以上の方は
      無料です(要証明書提示)。
交  通:大阪市営地下鉄堺筋線・谷町線、阪急線「天神橋筋六丁目」駅
     3番出口から直結
主な展示資料:大坂蔵屋敷に関する屏風・絵巻・建築絵図・文書資料等
主  催:大阪市立住まいのミュージアム

<関連イベント>
講演会「中之島の蔵屋敷と堂島の米市場」

◇日  時:平成29年4月29日(土・祝)13:30~15:00
       (受付開始:13:00~)
◇講  師:宮本 又郎 氏(大阪大学名誉教授)
◇場  所:大阪市立住まい情報センター 3階 ホール
      (大阪市北区天神橋6丁目4-20)
◇定  員:100名(要事前申込、先着順)
      定員になり次第、締め切ります。
◇参 加 費:無料

 ※講演会は、定員に達しましたので申し込みを締め切りました。
  たくさんのご応募ありがとうございました。




〇9階江戸時代のフロアは、展示替えにより「夏祭りの飾り」になっています。



展示替えによって、
幔幕(まんまく)と高張り提灯
造り物
お迎え人形
天神丸
などが加わりました。


光と音の演出にも、
祭囃子や花火が入り、にぎやかさが演出されます。


9階に実物が展示されているお迎え人形が、祭りの当日にどのように使われていたかは、8階の近代のフロアにある大正時代の天神祭りの船渡御の模型展示を見るとわかります。祭りの当日、お迎え人形が飾られたお迎え船が、神さまの船をお迎えに行く様子を見ることができます。
当時の船渡御は現在とは違って大川の下流にある戎島の御旅所に向けて川を下っていました。お迎え人形は江戸時代の元禄期に戎島御旅所周辺の町々が、当時の芝居(歌舞伎・能・文楽など)の登場人物をモデルにして作った大型の風流人形です。




〇今週のイベント・ワークショップ
4月26日(水)~28日(金)、5月1日(月)、6日(土)
町家ツアー
住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」の9階「なにわ町家の歳時記」では、楽しいガイドツアーをおこなっております。当日ご来館の方は、自由に参加していただけます。
※団体でお越しの場合は、事前にお申し込みください。
開催日:平日・土曜日
(※日曜日・祝日は下記のとおり、町家衆による町家ツアーがあります。)
時 間:11:30、14:30

4月29日(祝)、30日(日)、5月3日(祝)~5日(祝)
町家衆イベント 町家ツアー

江戸時代大坂の町並みについて町の特色や見どころをわかりやすく解説します。
時 間:13:10~14:00

4月26日(水)
イベント 連歌会
町家の座敷で連歌の会が催されます。お庭からご見学頂けます。
14時~15時

4月29日(土・祝)
イベント ヘルマンハープ コンサート

バリアフリー楽器ヘルマンハープと共に・・・
14時~15時
出演:シュトラーセ

5月2日(火)は休館日です。ご注意ください。

5月3日(水・祝) イベント 町家寄席-講談
江戸時代にタイムスリップ!大坂の町家で、講談をきいてみませんか
出演:旭堂南左衛門 他
14時~15時

5月5日(金・祝)
イベント 町家寄席-落語

江戸時代にタイムスリップ!大坂の町家で、落語をきいてみませんか
出演:笑福亭学光
14時~15時

町家衆イベント ワークショップ『兜を作ろう』
①13時30分 ②14時30分
当日先着各回10名(中学生以下対象)、参加費100円
     *当日12時より受付で参加整理券を販売します
講師:大阪くらしの今昔館 町家衆

5月7日(日)
町家衆イベント 町の解説

江戸時代の大坂では人々はどのように暮らしていたのか。
当時の史料(複製)とともに町会所で詳しく説明します。
開催日:第1・3日曜
時 間:13:00~16:00


そのほかのイベント・ワークショップはこちらからご覧いただけます。
そのほか定期開催のイベントはこちらからご覧ください。


大阪くらしの今昔館の展示内容や利用案内などについて詳しくはこちらからどうぞ。

 「住まい・まちづくり・ネット」では、大阪市立住まい情報センター主催のセミナーやイベントの紹介、専門家団体やNPOの方々と共催しているタイアップイベントの紹介などを行っています。イベント参加の申し込みやご意見ご感想なども、こちらから行える双方向のサイトとなっています。
「住まい・まちづくり・ネット」はこちらからどうぞ。≫http://www.sumai-machi-net.com/
初めての方はこちらからどうぞ。≫http://www.sumai-machi-net.com/howtouse



2017年4月17日月曜日

今週の今昔館(55) 20170417

〇特別展「大坂蔵屋敷-天下の台所はここから始まる-」は、4月22日(土)から開催です。

会期:平成29年4月22日(土)~5月28日(日)
開館時間:10時~17時(入館は16時30分まで)
会期中の休館日:4月25日(火)、5月2日(火)、9日(火)、
        16日(火)、23日(火)

 「天下の台所」と称された江戸時代の大坂には諸藩の蔵屋敷が設けられ、17世紀末に81、最盛期の19世紀前期には110をこえる蔵屋敷が建ち並んでいました。各藩では、年貢として領内から徴収した米や特産品をこの蔵屋敷に集め、相場を見て売り捌き、現金化しました。このような経済活動の中から、世界に先駆けて先物取引が大坂で誕生しました。大坂の経済発展は、蔵屋敷を中心に全国の物資が集中することによってもたらされたのです。

 大坂蔵屋敷は各藩の屋敷としても機能しました。藩の役人の住まいのほかに、国元からの年貢米を収納する米蔵が大きな比重を占めたため、蔵屋敷と呼ばれました。大坂蔵屋敷は、水運の便が良い中之島を中心に立地し、「水の都」にふさわしい都市景観を形成していたのです。

 蔵屋敷の研究は、経済史や歴史学の分野から始まり、考古学の発掘で新発見が相次ぎ、最近では建築史研究成果も出ています。そこで、大阪くらしの今昔館(大阪市立住まいのミュージアム)では、大阪の居住形態のひとつとして大坂蔵屋敷を取り上げました。新発見の資料も含めて約150点の歴史資料を展示し、蔵屋敷の歴史、建物の特徴と変遷、蔵屋敷のある町並景観、蔵屋敷での暮らしと年中行事など、さまざまな角度から蔵屋敷の実像に迫ります。



会  場:大阪市立住まいのミュージアム(大阪くらしの今昔館)企画展示室
     〒530-0041 大阪市北区天神橋6丁目4-20 住まい情報センタービル8階
開催時間:午前10時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
入 館 料: 特別展のみ300円
     常設展+特別展   一般800円(団体700円)
             高・大生500円(団体400円)(要学生証提示)
     *団体は20名様以上
     *年間パスポートでもご入場いただけます。
     *中学生以下、障がい者手帳持参者、大阪市内在住の65歳以上の方は
      無料です(要証明書提示)。
交  通:大阪市営地下鉄堺筋線・谷町線、阪急線「天神橋筋六丁目」駅
     3番出口から直結
主な展示資料:大坂蔵屋敷に関する屏風・絵巻・建築絵図・文書資料等
主  催:大阪市立住まいのミュージアム

<関連イベント>
講演会「中之島の蔵屋敷と堂島の米市場」

◇日  時:平成29年4月29日(土・祝)13:30~15:00
       (受付開始:13:00~)
◇講  師:宮本 又郎 氏(大阪大学名誉教授)
◇場  所:大阪市立住まい情報センター 3階 ホール
      (大阪市北区天神橋6丁目4-20)
◇定  員:100名(要事前申込、先着順)
      定員になり次第、締め切ります。
◇参 加 費:無料

お申し込み方法
【インターネット】
 「住まい・まちづくり・ネット」よりお申し込みください。
https://www.sumai-machi-net.com/event/portal/event/32745

【はがき又はファックス】
 お申込者の郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、年齢、電話番号(ファックスでお申し込みの方は、FAX番号)、参加人数(4名様まで)をご記入の上、お申し込みください。

  宛先 〒530-0041 大阪市北区天神橋6丁目4-20
     大阪くらしの今昔館「大坂蔵屋敷 講演会」係

  ファックス番号  06-6354-8601

※本講演会の参加証は発送いたしません。参加申し込み後、特に連絡がない場合はご参加いただけますので、直接会場にお越しください。なお、はがきまたはFAXからお申し込みの場合、お申し込みいただいた時点で定員に達していた場合には、その旨連絡をさせていただきます。

※お申し込み後、ご都合で参加できなくなった場合は、ご連絡ください。

※お申し込み時の個人情報は、大阪くらしの今昔館が保管し、申込者への連絡、当日受付及び利用状況統計基礎データ作成に使用させていただきます。


〇4月15日(土)から9階江戸時代のフロアの常設展示は「夏祭りの飾り」の展示となりました。




展示替えによって、
幔幕(まんまく)と高張り提灯
造り物
お迎え人形
天神丸
などが加わりました。


光と音の演出にも、
祭囃子や花火が入り、にぎやかさが演出されます。


9階に実物が展示されているお迎え人形が、祭りの当日にどのように使われていたかは、8階の近代のフロアにある大正時代の天神祭りの船渡御の模型展示を見るとわかります。祭りの当日、お迎え人形が飾られたお迎え船が、神さまの船をお迎えに行く様子を見ることができます。
当時の船渡御は現在とは違って大川の下流にある戎島の御旅所に向けて川を下っていました。お迎え人形は江戸時代の元禄期に戎島御旅所周辺の町々が、当時の芝居(歌舞伎・能・文楽など)の登場人物をモデルにして作った大型の風流人形です。



〇大阪くらしの今昔館は、4月26日に開館16周年を迎えます。
 17年目も、大阪くらしの今昔館をどうぞよろしくお願いいたします。


〇今週のイベント・ワークショップ
4月17日(月)、19日(水)~22日(土)
町家ツアー
住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」の9階「なにわ町家の歳時記」では、楽しいガイドツアーをおこなっております。当日ご来館の方は、自由に参加していただけます。
※団体でお越しの場合は、事前にお申し込みください。
開催日:平日・土曜日
(※日曜日・祝日は下記のとおり、町家衆による町家ツアーがあります。)
時 間:11:30、14:30


4月23日(日)、29日(祝)、30日(日)
町家衆イベント 町家ツアー

江戸時代大坂の町並みについて町の特色や見どころをわかりやすく解説します。
時 間:13:10~14:00


4月22日(土)
町家衆イベント ワークショップ『よもぎ団子を作ろう』

13時30分~15時
当日先着10名(中学生以下対象)、参加費300円
*当日12時より受付で参加整理券を販売します
講師:大阪くらしの今昔館 町家衆

4月23日(日)
町家衆イベント
今昔語り

大阪に残る昔ばなしを、町家の座敷でお聞かせします。
あたたかくなつかしい風情をお楽しみください。
開催日:お茶会と同日
時 間:14:30~15:00

絵本で楽しい時間 むかし話などの絵本を表情豊かに読み聞かせます。
じっくりとお聞きください。
開催日: 第4日曜
時 間:14:30~15:00

イベント 町家でお茶会
町家の座敷で「ほっと一息」一服いかがですか
先着順50名、茶菓代300円
※当日10時30分より8階ミュージアムショップでお茶券を販売します
協力:大阪市役所茶道部
13時~15時

4月26日(水)
イベント 連歌会
町家の座敷で連歌の会が催されます。お庭からご見学頂けます。
14時~15時

4月29日(土・祝)
イベント ヘルマンハープ コンサート

バリアフリー楽器ヘルマンハープと共に・・・
14時~15時
出演:シュトラーセ

5月3日(水・祝) イベント 町家寄席-講談
江戸時代にタイムスリップ!大坂の町家で、講談をきいてみませんか
出演:旭堂南左衛門 他
14時~15時

5月5日(金・祝)
イベント 町家寄席-落語

江戸時代にタイムスリップ!大坂の町家で、落語をきいてみませんか
出演:笑福亭学光
14時~15時

町家衆イベント ワークショップ『兜を作ろう』
①13時30分 ②14時30分
当日先着各回10名(中学生以下対象)、参加費100円
     *当日12時より受付で参加整理券を販売します
講師:大阪くらしの今昔館 町家衆

5月7日(日)
町家衆イベント 町の解説

江戸時代の大坂では人々はどのように暮らしていたのか。
当時の史料(複製)とともに町会所で詳しく説明します。
開催日:第1・3日曜
時 間:13:00~16:00


そのほかのイベント・ワークショップはこちらからご覧いただけます。
そのほか定期開催のイベントはこちらからご覧ください。


大阪くらしの今昔館の展示内容や利用案内などについて詳しくはこちらからどうぞ。

 「住まい・まちづくり・ネット」では、大阪市立住まい情報センター主催のセミナーやイベントの紹介、専門家団体やNPOの方々と共催しているタイアップイベントの紹介などを行っています。
イベント参加の申し込みやご意見ご感想なども、こちらから行える双方向のサイトとなっています。
「住まい・まちづくり・ネット」はこちらからどうぞ。≫http://www.sumai-machi-net.com/
初めての方はこちらからどうぞ。≫http://www.sumai-machi-net.com/howtouse



2017年4月10日月曜日

今週の今昔館(54) 20170410

〇4月10日(月)~14日(金)は、展示替えのため、休館日です。ご注意ください。

〇4月15日(土)からは、9階江戸時代のフロアの常設展示は「夏祭りの飾り」の展示となります。



展示替えによって、
幔幕(まんまく)と高張り提灯
造り物
お迎え人形
天神丸
などが加わります。


光と音の演出にも、
祭囃子や花火が入り、にぎやかさが演出されます。


9階に実物が展示されているお迎え人形が、祭りの当日にどのように使われていたかは、8階の近代のフロアにある大正時代の天神祭りの船渡御の模型展示を見るとわかります。祭りの当日、お迎え人形が飾られたお迎え船が、神さまの船をお迎えに行く様子を見ることができます。
当時の船渡御は現在とは違って大川の下流にある戎島の御旅所に向けて川を下っていました。お迎え人形は江戸時代の元禄期に戎島御旅所周辺の町々が、当時の芝居(歌舞伎・能・文楽など)の登場人物をモデルにして作った大型の風流人形です。



〇次回の特別展は「大坂蔵屋敷-天下の台所はここから始まる-」です。

会期:平成29年4月22日(土)~5月28日(日)
開館時間:10時~17時(入館は16時30分まで)
会期中の休館日:4月25日(火)、5月2日(火)、9日(火)、
16日(火)、23日(火)

「天下の台所」と称された江戸時代の大坂には諸藩の蔵屋敷が設けられ、17世紀末に81、最盛期の19世紀前期には110をこえる蔵屋敷が建ち並んでいました。各藩では、年貢として領内から徴収した米や特産品をこの蔵屋敷に集め、相場を見て売り捌き、現金化しました。このような経済活動の中から、世界に先駆けて先物取引が大坂で誕生しました。大坂の経済発展は、蔵屋敷を中心に全国の物資が集中することによってもたらされたのです。

大坂蔵屋敷は各藩の屋敷としても機能しました。藩の役人の住まいのほかに、国元からの年貢米を収納する米蔵が大きな比重を占めたため、蔵屋敷と呼ばれました。大坂蔵屋敷は、水運の便が良い中之島を中心に立地し、「水の都」にふさわしい都市景観を形成していたのです。

蔵屋敷の研究は、経済史や歴史学の分野から始まり、考古学の発掘で新発見が相次ぎ、最近では建築史研究成果も出ています。そこで、大阪くらしの今昔館(大阪市立住まいのミュージアム)では、大阪の居住形態のひとつとして大坂蔵屋敷を取り上げました。新発見の資料も含めて約150点の歴史資料を展示し、蔵屋敷の歴史、建物の特徴と変遷、蔵屋敷のある町並景観、蔵屋敷での暮らしと年中行事など、さまざまな角度から蔵屋敷の実像に迫ります。

会  場:大阪市立住まいのミュージアム(大阪くらしの今昔館)企画展示室
〒530-0041 大阪市北区天神橋6丁目4-20 住まい情報センタービル8階
開催時間:午前10時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
入 館 料: 特別展のみ300円
常設展+特別展   一般800円(団体700円)
高・大生500円(団体400円)(要学生証提示)
*団体は20名様以上
*年間パスポートでもご入場いただけます。
*中学生以下、障がい者手帳持参者、大阪市内在住の65歳以上の方は
無料です(要証明書提示)。
交  通:大阪市営地下鉄堺筋線・谷町線、阪急線「天神橋筋六丁目」駅
3番出口から直結
主な展示資料:大坂蔵屋敷に関する屏風・絵巻・建築絵図・文書資料等
主  催:大阪市立住まいのミュージアム

<関連イベント>
講演会「中之島の蔵屋敷と堂島の米市場」

◇日  時:平成29年4月29日(土・祝)13:30~15:00
(受付開始:13:00~)
◇講  師:宮本 又郎 氏(大阪大学名誉教授)
◇場  所:大阪市立住まい情報センター 3階 ホール
(大阪市北区天神橋6丁目4-20)
◇定  員:100名(要事前申込、先着順)
定員になり次第、締め切ります。
◇参 加 費:無料

お申し込み方法
【インターネット】
「住まい・まちづくり・ネット」よりお申し込みください。
https://www.sumai-machi-net.com/event/portal/event/32745

【はがき又はファックス】
お申込者の郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、年齢、電話番号(ファックスでお申し込みの方は、FAX番号)、
参加人数(4名様まで)をご記入の上、お申し込みください。

宛先 〒530-0041 大阪市北区天神橋6丁目4-20
大阪くらしの今昔館「大坂蔵屋敷 講演会」係

ファックス番号  06-6354-8601

※本講演会の参加証は発送いたしません。参加申し込み後、特に連絡がない場合はご参加いただけますので、直接会場にお越しください。
なお、はがきまたはFAXからお申し込みの場合、お申し込みいただいた時点で定員に達していた場合には、その旨連絡をさせていただきます。

※お申し込み後、ご都合で参加できなくなった場合は、ご連絡ください。

※お申し込み時の個人情報は、大阪くらしの今昔館が保管し、申込者への連絡、当日受付及び利用状況統計基礎データ作成に使用させていただきます。


〇今週のイベント・ワークショップ


4月10日(月)~14日(金)は、展示替えのため、休館日です。ご注意ください。
4月15日(土)、17日(月)、19日(水)~22日(土)
町家ツアー
住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」の9階「なにわ町家の歳時記」では、楽しいガイドツアーをおこなっております。当日ご来館の方は、自由に参加していただけます。
※団体でお越しの場合は、事前にお申し込みください。
開催日:平日・土曜日(※日曜日・祝日は下記のとおり、町家衆による町家ツアーがあります。)
時 間:11:30、14:30


4月16日(日)、23日(日)
町家衆イベント 町家ツアー

江戸時代大坂の町並みについて町の特色や見どころをわかりやすく解説します。
時 間:13:10~14:00


4月15日(土)
町家衆イベント 折り紙

季節に合わせてさまざまな折り紙をお教えします。
作品は持ち帰っていただきます。
開催日:偶数月の第3土曜
時 間:13:30~15:00

4月16日(日)
町家衆イベント 町の解説

江戸時代の大坂では人々はどのように暮らしていたのか。
当時の史料(複製)とともに町会所で詳しく説明します。
開催日:第1・3日曜
時 間:13:00~16:00

4月22日(土)
町家衆イベント ワークショップ『よもぎ団子を作ろう』

13時30分~15時
当日先着10名(中学生以下対象)、参加費300円
*当日12時より受付で参加整理券を販売します
講師:大阪くらしの今昔館 町家衆

4月23日(日)
町家衆イベント
今昔語り

大阪に残る昔ばなしを、町家の座敷でお聞かせします。
あたたかくなつかしい風情をお楽しみください。
開催日:お茶会と同日
時 間:14:30~15:00

絵本で楽しい時間
むかし話などの絵本を表情豊かに読み聞かせます。
じっくりとお聞きください。
開催日: 第4日曜
時 間:14:30~15:00

イベント 町家でお茶会
町家の座敷で「ほっと一息」一服いかがですか
先着順50名、茶菓代300円
※当日10時30分より8階ミュージアムショップでお茶券を販売します
協力:大阪市役所茶道部
13時~15時

4月26日(水)
イベント 連歌会
町家の座敷で連歌の会が催されます。お庭からご見学頂けます。
14時~15時


そのほかのイベント・ワークショップはこちらからご覧いただけます。
そのほか定期開催のイベントはこちらからご覧ください。


大阪くらしの今昔館の展示内容や利用案内などについて詳しくはこちらからどうぞ。

 「住まい・まちづくり・ネット」では、大阪市立住まい情報センター主催のセミナーやイベントの紹介、専門家団体やNPOの方々と共催しているタイアップイベントの紹介などを行っています。イベント参加の申し込みやご意見ご感想なども、こちらから行える双方向のサイトとなっています。
「住まい・まちづくり・ネット」はこちらからどうぞ。≫http://www.sumai-machi-net.com/
初めての方はこちらからどうぞ。≫http://www.sumai-machi-net.com/howtouse



2017年4月3日月曜日

今週の今昔館(53) 20170403

〇次回の特別展は「大坂蔵屋敷-天下の台所はここから始まる-」です。

会期:平成29年4月22日(土)~5月28日(日)
開館時間:10時~17時(入館は16時30分まで)
会期中の休館日:4月25日(火)、5月2日(火)、9日(火)、
        16日(火)、23日(火)

 「天下の台所」と称された江戸時代の大坂には諸藩の蔵屋敷が設けられ、17世紀末に81、最盛期の19世紀前期には110をこえる蔵屋敷が建ち並んでいました。各藩では、年貢として領内から徴収した米や特産品をこの蔵屋敷に集め、相場を見て売り捌き、現金化しました。このような経済活動の中から、世界に先駆けて先物取引が大坂で誕生しました。大坂の経済発展は、蔵屋敷を中心に全国の物資が集中することによってもたらされたのです。

 大坂蔵屋敷は各藩の屋敷としても機能しました。藩の役人の住まいのほかに、国元からの年貢米を収納する米蔵が大きな比重を占めたため、蔵屋敷と呼ばれました。大坂蔵屋敷は、水運の便が良い中之島を中心に立地し、「水の都」にふさわしい都市景観を形成していたのです。

 蔵屋敷の研究は、経済史や歴史学の分野から始まり、考古学の発掘で新発見が相次ぎ、最近では建築史研究成果も出ています。そこで、大阪くらしの今昔館(大阪市立住まいのミュージアム)では、大阪の居住形態のひとつとして大坂蔵屋敷を取り上げました。新発見の資料も含めて約150点の歴史資料を展示し、蔵屋敷の歴史、建物の特徴と変遷、蔵屋敷のある町並景観、蔵屋敷での暮らしと年中行事など、さまざまな角度から蔵屋敷の実像に迫ります。

会  場:大阪市立住まいのミュージアム(大阪くらしの今昔館)企画展示室
     〒530-0041 大阪市北区天神橋6丁目4-20 住まい情報センタービル8階
開催時間:午前10時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
入 館 料: 特別展のみ300円
     常設展+特別展   一般800円(団体700円)
             高・大生500円(団体400円)(要学生証提示)
     *団体は20名様以上
     *年間パスポートでもご入場いただけます。
     *中学生以下、障がい者手帳持参者、大阪市内在住の65歳以上の方は無料です(要証明書提示)。
交  通:大阪市営地下鉄堺筋線・谷町線、阪急線「天神橋筋六丁目」駅
     3番出口から直結
主な展示資料:大坂蔵屋敷に関する屏風・絵巻・建築絵図・文書資料等
主  催:大阪市立住まいのミュージアム


<関連イベント>
講演会「中之島の蔵屋敷と堂島の米市場」

◇日  時:平成29年4月29日(土・祝)13:30~15:00
       (受付開始:13:00~)
◇講  師:宮本 又郎 氏(大阪大学名誉教授)
◇場  所:大阪市立住まい情報センター 3階 ホール
      (大阪市北区天神橋6丁目4-20)
◇定  員:100名(要事前申込、先着順)
      定員になり次第、締め切ります。
◇参 加 費:無料

お申し込み方法
【インターネット】
 「住まい・まちづくり・ネット」よりお申し込みください。
https://www.sumai-machi-net.com/event/portal/event/32745

【はがき又はファックス】
 お申込者の郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、年齢、電話番号(ファックスでお申し込みの方は、FAX番号)、参加人数(4名様まで)をご記入の上、お申し込みください。

  宛先 〒530-0041 大阪市北区天神橋6丁目4-20
     大阪くらしの今昔館「大坂蔵屋敷 講演会」係

  ファックス番号  06-6354-8601

※本講演会の参加証は発送いたしません。参加申し込み後、特に連絡がない場合はご参加いただけますので、直接会場にお越しください。なお、はがきまたはFAXからお申し込みの場合、お申し込みいただいた時点で定員に達していた場合には、その旨連絡をさせていただきます。

※お申し込み後、ご都合で参加できなくなった場合は、ご連絡ください。

※お申し込み時の個人情報は、大阪くらしの今昔館が保管し、申込者への連絡、当日受付及び利用状況統計基礎データ作成に使用させていただきます。



〇4月10日(月)~14日(金)は、展示替えのため、休館日です。ご注意ください。

〇4月15日(土)からは、9階江戸時代のフロアの常設展示は「夏祭りの飾り」の展示となります。




展示替えによって、
幔幕(まんまく)と高張り提灯
造り物
お迎え人形
天神丸
などが加わります。


光と音の演出にも、
祭囃子や花火が入り、にぎやかさが演出されます。


9階に実物が展示されているお迎え人形が、祭りの当日にどのように使われていたかは、8階の近代のフロアにある大正時代の天神祭りの船渡御の模型展示を見るとわかります。祭りの当日、お迎え人形が飾られたお迎え船が、神さまの船をお迎えに行く様子を見ることができます。
当時の船渡御は現在とは違って大川の下流にある戎島の御旅所に向けて川を下っていました。お迎え人形は江戸時代の元禄期に戎島御旅所周辺の町々が、当時の芝居(歌舞伎・能・文楽など)の登場人物をモデルにして作った大型の風流人形です。



〇今週のイベント・ワークショップ


4月3日(月)、5日(水)~8日(土)
町家ツアー

住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」の9階「なにわ町家の歳時記」では、楽しいガイドツアーをおこなっております。当日ご来館の方は、自由に参加していただけます。
※団体でお越しの場合は、事前にお申し込みください。
開催日:平日・土曜日(※日曜日・祝日は下記のとおり、町家衆による町家ツアーがあります。)
時 間:11:30、14:30

4月9日(日)
町家衆イベント 町家ツアー

江戸時代大坂の町並みについて町の特色や見どころをわかりやすく解説します。
時 間:13:10~14:00


4月8日(土)
町家衆イベント ワークショップ 『一閑張りの小物入れを作ろう』

①13時30分 ②14時30分
当日先着各回10名、参加費200円
*当日12時より受付で参加整理券を販売します
講師:大阪くらしの今昔館 町家衆

4月9日(日)
イベント 座敷舞

山村流の立ち方が華やかな舞を披露します
出演:山村若女 ほか
14時~15時

町家衆イベント おじゃみ
古布を四角く切って縫い合わせて作るおじゃみ(お手玉)。
作り方をていねいにお教えします。
開催日:第2日曜
時 間:14:00~16:00

4月10日(月)~14日(金)は、展示替えのため、休館日です。ご注意ください。
4月15日(土)
町家衆イベント 折り紙

季節に合わせてさまざまな折り紙をお教えします。
作品は持ち帰っていただきます。
開催日:偶数月の第3土曜
時 間:13:30~15:00

4月16日(日)
町家衆イベント 町の解説

江戸時代の大坂では人々はどのように暮らしていたのか。
当時の史料(複製)とともに町会所で詳しく説明します。
開催日:第1・3日曜
時 間:13:00~16:00


そのほかのイベント・ワークショップはこちらからご覧いただけます。
そのほか定期開催のイベントはこちらからご覧ください。


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