2021年7月14日水曜日

今週の今昔館(275) 木村堤、樋之口 20210714

〇淀川両岸一覧にみる江戸時代の大坂(54)

 琵琶湖から大阪湾へと流れる淀川は、人の流れ、物の流れを担う交通の大動脈として機能してきただけでなく、人々の暮らしと大きく関わり、政治・経済・文化にも大きな影響を与えてきました。

 「淀川両岸一覧」は、江戸時代の大坂から京都までの淀川沿いの名所旧跡を挿絵を添えて紹介しています。このシリーズでは、淀川両岸一覧(下り船之巻)に沿って、京都から大坂までの淀川右岸(川の流れから見て右側)沿いの風景を訪ねていきます。
 今回は「木村堤、樋之口」をご紹介します。木村堤は桜宮の対岸、大川の右岸にあり、樋之口は大川から天満堀川が分岐する所です。


■木村堤、樋之口
 絵は現在の都島橋の西詰め、樋之口町のあたりを眺めた景色です。樋之口という地名について、本文はその由来を「天満堀川へ淀川の流れを通ずる樋の口」にあると説明しています。「樋の口」とは川や池などで水の調整をする水門のことです。樋之口は、桜宮の対岸、大川の右岸にあり、このあたりの堤を木村堤といい、一面の芝が生えていました。
 この堤は、対岸の桜宮と並んで桜並木が続き、弥生の花盛りの頃は、様々な人々がここに集い遊宴を催しました。地面に芝が生い茂っているので、酔っ払っても危なかしくなかったと書かれています。両岸の花影が川面に映って、下り船からの景色も言葉に尽くしがたいほど美しかったに違いありません。

淀川両岸一覧下船之巻「木村堤、樋之口」
(大阪市立図書館デジタルアーカイブ)

 本文の解説には次のように記されています。

≪此の地は淀川の西岸にして、国分寺村の辺より桜の並木つらなりて、弥生の花ざかりには都下の貴賤ここに打ちむれ遊宴に楽しむ。殊に向こふの岸は桜の宮につづきし堤なれば。是もさくらの並木にして、爛漫たる花の景色、淀川の流れに映じて絶景也。≫

 絵を見ると「さくらの並木」が続き、多くの人々で賑わう様子がうかがえます。この並木に、向こう岸の桜宮の景観と淀川の川面が加わり、「絶景」だったとか。絵の右上部の賛は中島棕隠の漢詩です。

桜宮の行楽正(まさ)に花多し/笑ひ語る声流れて春の夜の波/紅燭、青簾何処(いづこ)の客か/猶(なほ)遊舫(ゆうほう)を停めて横坡(おうは)に在り 島棕隠

 おそらくは棕隠もここを訪れたのでしょう。川に船を浮かべつつ、春の夜を楽しんだ際の作品と思われます。

 絵の左上には、発句2句が賛として添えられています。

殿達に 袖すれ合ひて 花見かな りん
木のもとは 汁も鯰も さくらかな 芭蕉

■其二
 其二の絵は、1枚目の南側を描いており、右端にみえる鳥居は「天満宮の祠」です。その社前である堤には茶店が並び、花も団子も楽しみたい、老若男女のすがたが見えます。絵の中央には淀川から分かれる天満堀川が描かれ、左奥には「樋の口(水門)」が見えます。

淀川両岸一覧下船之巻「其二」
(大阪市立図書館デジタルアーカイブ)

 絵の上部の解説には次のようにあります。

≪上り下りの船に横苫(よことま)をふく事は、雨中には論に及ばずといへども、晴天の日は春寒秋冷の強きにも、三月十三日より九月十三日至るまで、横苫をふかざるを例(ならひ)とす。されば年老いたる旅客は、その用意をなして河風の邪気におかされたまふことなかれと、いささか作者の老婆心をのぶるにこそ。≫

 この本の著者は、「淀川を往来する三十石船は雨除けには横苫を葺きますが、3月13日から9月13日までの間は、少々寒くても横苫は葺かないのが慣例です。涼を楽しむことのできる季節ならばよいのですが、「春寒秋冷」には川風の寒さがからだにこたえます。そのため、老婆心ながらと断わりつつ、お年寄りの乗客の方にはその心得をしておいた方がよいでしょうと。」とアドバイスを添えています。このことからも、「淀川両岸一覧」が旅人の手引書として利用されていたことが伺えます。

 絵の左上の賛は次のとおり。

骸骨の上をよそふて花見して さとらぬ方が深いたのしみ 半休
川柳 下戸が箸 とるとあらしの さくら鯛

 2枚の絵は並べるとパノラマになります。


淀川両岸一覧下船之巻「木村堤、樋之口+其二」
(大阪市立図書館デジタルアーカイブ)

本文は次のとおりです。
■樋之口
 国分寺村の下にあり。天満堀川へ淀川の流れを通ずる樋の口なり。近年開鑿あらせられし川すぢなり。堤の下に天満宮の祠あり
■木村堤
 右樋之口の堤をいふ。此の地は淀川の西岸にして、国分寺村の辺より桜の並木つらなりて、弥生の花ざかりには都下の貴賤ここに打ちむれ遊宴に楽しむ。殊に向こふの岸は桜の宮につづきし堤なれば。是もさくらの並木にして、爛漫たる花の景色、淀川の流れに映じて絶景なり。


 次に、大阪くらしの今昔館が所蔵する「よと川の図」の長柄付近を見てみましょう。絵の左手が上流、右手が下流になります。絵の手前側が淀川の右岸で、上流側から「なかつ川」「なから」「かハさき」の地名が並んでいます。
 対岸の淀川左岸には、上流側から「御堂」「桜の宮」のラベルが見え、桜の花が咲く桜宮神社が詳細に描かれています。さらに右手には「あミ島」の文字が見えます。桜の宮付近の川には屋形船が見え、網島付近には網で漁をする様子が描かれています。

 「樋之口・木村堤」は桜の宮の対岸に当たり、長柄と川崎の間に位置しますが、この絵では特に記載されていません。川崎の付近には、綱で曳き上げられる三十石船が二艘描かれています。

「よと川の図」の樋之口付近(大阪くらしの今昔館蔵)


 浪花百景には、「天満樋の口」があります。

■天満樋の口(芳雪画)
 天満堀川は慶長3年(1598)に開削されてから長らく綿屋町付近で堀留となっており、その北端部に塵芥がうず高く積もり「ごもく山」と呼ばれるまでになっていました。天保9年(1838)堀川を東へ延伸し大川に通じさせ、合流地点には樋門(樋の口)が設けられました。水は澄み、屋形船が通ずるようになり、堤に新しく桜が植えられると、川崎の木村堤まで桜並木が連なり、対岸の桜ノ宮とあわせて絶好の花見の名所となりました。
 とくに堀川が大川に通じる地点の「樋の口」の堤は一面の芝が広がり、菜の花、名月、雪と四時の景を備え、行楽客の人気も高く、「浪華の賑ひ」の「堀川」には、「げにその始めを知るものはそこにあらざるやと疑うばかりの景地となれり」と評しています。天満堀川が行き止まりであったころと比べると、疑うばかりの景観となったとあります。

浪花百景「天満樋の口(芳雪画)」
(大阪市立図書館デジタルアーカイブ)

 「浪華の賑ひ」の「堀川」の絵の上部の解説は以下のとおりです。
 当川条(かはすじ)は旧(もと)は戎(えびす)の社よりおよそ二丁余にて堀留なりし程に、岸の辺には塵芥(ちりあくた)を高く積みて、あたかも山のごとくなるゆゑに、俗ごもく山など号けし見苦しき地なりしが、近年これより東へ淀川すぢまで新たに開鑿あらせられしより、大河の清水通じ、その流れ潔く、堤には桜の木を植ゑつらね、かつ通船心のままなるゆゑに、花の頃には遠近の老若ここに集ひ、騒人・墨客打ち群れて幽艶を賞す。げにその始めを知るものはそこにあらざるやと疑ふばかりの景地となれり。


浪華の賑ひ「堀川」(大阪市立図書館デジタルアーカイブ)

 江戸時代天保年間発行の「浪華名所獨案内」を見てみましょう。大川から北へ「ホリ川」が延びています。東天満の北で東に折れ曲がり、天神橋筋を越えたところで行き止まりになっています。曲がり角の所に「ゴモク山ト云」という文字が見え、山の絵が描かれています。堀川が淀川とつながるのは天保9年ですので、完成前の途中まで掘り進められた状態が描かれています。この地図は、東が上に書かれており、北を上にしましたので文字は右を向いています。

浪華名所獨案内(「津の清」蔵)

 天保8年(1837)発行の天保新改攝州大坂全圖の範囲は、中野村、源八渡あたりまでですが、堀川の北端から淀川に向かって細い水路が東に延びています。水路の先には源八渡があります。その中間に「女夫池」が描かれています。女夫池が埋め立てられ堀川が淀川とつながる以前の様子が描かれています。この地図の赤丸辺りが淀川との分岐点となる樋ノ口です。

天保新改攝州大坂全圖(国際日本文化研究センター蔵)

 大正13年発行の大阪市パノラマ地図を見ると、地図の北の端に市電が通る都島通りが描かれています。都島橋の下流で西に分かれている水路が天満堀川です。分岐点は「樋ノ口」と呼ばれ、堀川には「ひのくちばし」「ながえばし」「ほくたつばし」「めうとばし」が架かっています。

大阪市パノラマ地図(大阪くらしの今昔館蔵)

 昭和12年発行の大大阪観光地図を見ると、市電の「淀川」停留所のところに「天満橋筋六丁目」の文字があり、その右手には「樋之口町」があります。「町」の文字の所で淀川から天満堀川が分岐しています。ここが「樋ノ口」です。樋ノ口は町の名前や橋の名前にもなっていました。

大大阪観光地図(国際日本文化研究センター蔵)

 地形図でも確認してみましょう。明治18年の陸地測量部地図を見ると、国分寺村と川崎村の間を流れている水路が天満堀川で、淀川との分岐点の堤防の傍に水門が描かれています。これが樋ノ口です。天神橋筋、天満橋筋沿いに家屋が並んでいますが、そのほかはほとんどが農地だった様子が分かります。

明治18年陸地測量部地図(国際日本文化研究センター蔵)

 今昔マップを利用して明治41年陸地測量部地図(左)、最新の地理院地図に色別標高図を重ねたもの(右)を見比べてみます。
 樋之口付近を拡大した図を見ると、地図の中央付近で淀川から天満堀川が分岐して南西へと流れています。明治40年に国営化された城東線の「さくらのみや」駅と「てんま」駅が見えます。
 右側の地理院地図をみると、黄色の道路は府道、緑色は高速道路を示しています。阪神高速十二号守口線が、埋め立てられた天満堀川の上を通っています。対岸の堤防上の道路は大阪府道となっています。


今昔マップより樋之口付近

 今昔マップ3の4分割画面を利用して、明治41年以降の樋ノ口周辺の変遷を見てみます。
 左上の明治41年では、天満堀川の両岸には紡績会社などの工場が建ち並んでいます。淀川左岸には大阪市の水道発祥の地である水源地があります。
 右上の昭和4年では、堀川周辺には工場がさらに増えてびっしりと建っています。水源地の跡が淀川駅(貨物駅)となっていて、入堀が描かれています。ここは水陸の交通の結節点でした。

明治41年から最近の地形図
(今昔マップ3より)

 左下の昭和22年を見ると、淀川左岸の都島区側は戦災によって焼失していますが、右岸の北区天満駅周辺は戦災を免れています。
 右下は最近の国土地理院地図です。天満堀川が埋め立てられ、その上空を阪神高速道路12号守口線が通っています。紡績会社の跡地にマンションが建っています。


 現在の樋ノ口付近を写真で見てみましょう。最初の写真は都島橋から南側(下流側)を眺めたところです。阪神高速道路が川から離れていくところ、高速道路左手のマンションと右手の「おおきに」の看板のあるビルの間あたりが樋ノ口のあったところになります。 

都島橋より天満樋ノ口を望む

 地上からの写真だけではわかりにくいので、国土地理院の空中写真を見てみましょう。写真の右上から左下に向かって阪神高速道路の守口線が通っています。守口線は天満堀川が埋め立てられた跡の上空を通っています。淀川から離れる赤丸の辺りが樋ノ口のあったところです。

国土地理院の空中写真


 今回は、「淀川両岸一覧下り船の巻」の「樋之口、木村堤」と「其二」をご紹介しました。


〇住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」とは?

 住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」は2001年4月26日に開館しました。今年で開館20周年を迎えました。
 前館長の谷直樹先生と新館長の増井正哉先生がこれまでの道のりを振り返り、これからの課題について語り合う動画が公開されています。
 こちらからどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=kFW0qbelLNo

 ここは「住まいの歴史と文化」をテーマにした、日本で初めての專門ミュージアムです。
 住まい情報センターのビルの9階「なにわ町家の歳時記」は、江戸時代のフロア。天保初年(1830年代前半)の大坂の町並みを実物大で復元しています。
 8階「モダン大阪パノラマ遊覧」は、明治・大正・昭和のフロアで近代大阪の住まいと暮らしを模型や資料で展示。
 さらに企画展示室では特別展や企画展を開催しています。


〇大阪くらしの今昔館を紹介する動画作成プロジェクトが「2021年度都市住宅学会賞・業績賞」を受賞しました

 受賞対象は「歴史博物館から発信する大阪の町家と住文化の魅力-子ども・若者・外国人に町家と住文化を理解してもらうための動画制作プロジェクト-」です。
 この動画制作プロジェクトは、2018年度に申請者らからなる博物館住まい学習研究会が「建築技術教育普及センター」の助成を受け、大阪くらしの今昔館の9階常設展示「商家の賑わい」で撮影・編集し、2019年3月に完成しました。ドイツ人留学生のザビ-ネさんがナビゲートし、今昔館ボランティア「町家衆」の皆さんが江戸時代の住民に扮して出演しています。その後、2019年7月からYouTubeで配信しました。

 授賞理由・受賞者・動画の詳細は、以下のとおりです。

・審査委員会の講評(授賞理由)
 本事業は、「大阪くらしの今昔館」の江戸時代の町並み展示を活用して、大阪の町家の建築と生活文化を伝える教育動画を制作し、YouTubeで配信するものである。変化した現在の町家でなく、江戸時代当時の建築と生活が学べる点で他の動画にはない独創性を備えている。また、制作された動画は教育効果の高い内容に加えて、外国人留学生がナビゲートする演出など様々な工夫がされており高く評価できる。本動画は、海外旅行者や社会科見学等の団体見学者に対する事前学習の活用が意図されているが、今後のITCを活用した授業の優れた教材の提供、コロナ禍における博物館の情報発信の面でも先駆的な試みであり、日本の伝統的な生活文化を世界に発信するツールとして今後の展開が期待できる。以上より、本事業は、当学会の業績賞に相応しいと認められる。

・受賞者
 大阪くらしの今昔館 前館長 谷直樹氏
 大阪教育大学教授  碓田智子氏
 大阪くらしの今昔館 特別研究員 岩間香氏
 大阪市住宅供給公社 渡邊望氏

 大阪くらしの今昔館を紹介する学習ビデオは、「なにわの町並み」、「町家の商い」、「町家のくらしとおもてなし」、「裏長屋のくらし」の4編(それぞれ日本語字幕版と英語字幕版)で構成されています。

 日本語字幕版と英語字幕版の動画はこちらをご覧ください↓↓↓
大阪くらしの今昔館 「商家の賑わい」学習ビデオ【日本語・English】



〇大阪くらしの今昔館は、6月21日から再開しています。

【イベント、ワークショップ、およびボランティアによる展示解説(町家衆による町家ツアー)中止のお知らせ】
イベント・ワークショップ等は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の為、当面の間 開催を中止いたします。

開催を楽しみにしてくださった皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解をいただきますようお願いいたします。

※スタッフによる展示解説(町家ツアー)は1日3回実施しています。お気軽にご参加ください。

住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」の9階「なにわ町家の歳時記」では、楽しいガイドツアーをおこなっております。当日ご来館の方は、自由に参加していただけます。

スタッフによるまちの解説(町家ツアー)スケジュール
①11:00~(約30分)
②13:00~(約30分)
③14:00~(約30分)



〇企画展「掌(てのひら)の建築展 ― 橋爪紳也+遠藤秀平 建築ミニチュアコレクション ―」が始まりました

 令和3年7月10日(土)~8月29日(日)

 誰しもがどこかで手に取り、1つや2つは部屋に飾っている建築ミニチュア。私たちが住まう都市を形作る建築への愛着の結晶が建築ミニチュアではないでしょうか。「掌(てのひら)の建築展」では、世界中の建築ミニチュアを一堂に会して展示し、建築ミニチュアを通して都市や建築・住まいが持つ魅力に触れていただきます。
 建築ミニチュアを展示する企画は、2015年に開催された「ENDO SHUHEIワールド・ミニチュア・ワールド」展を始めとし、「みんなの建築ミニチュア展」としてこれまでに東京、大阪、京都、滋賀、岡山など日本各地で開催されてきました。
 今回の展覧会では、世界中の建築ミニチュアを展示し、観覧される皆様に世界旅行の気分を楽しんでいただける内容となっています。
また、写真家川村憲太氏と橋爪紳也氏のコラボレーションによる写真展「ミニチュア・ワンダーランド」を併催し、掌サイズの建築ミニチュアと巨大な都市空間や自然の景色とを組合せた作品をお楽しみいただきます。
※本展は生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪2021の連携プログラムです。

開館時間:10時~17時(入館は16時30分まで)
休館日 :火曜日(ただし祝日を除く)
会 場 :大阪市立住まいのミュージアム(大阪くらしの今昔館) 企画展示室
      〒530-0041 大阪市北区天神橋6丁目4-20 住まい情報センタービル8階
入館料 :企画展のみ300円
     常設展+企画展 一般800円(団体700円)
           高・大生500円(団体400円)(要学生証原本提示)
*団体は20名以上。
*周遊パス・年間パスポートでも入場可。
*中学生以下、障がい者手帳等持参者(介護者1名含む)、大阪市内在住の65歳以上の方は無料(要証明書原本提示)。
交 通 :地下鉄堺筋線・谷町線、阪急電鉄「天神橋筋六丁目」駅3番出口から直結
     JR大阪環状線「天満」駅から北へ650m
主 催 :大阪市立住まいのミュージアム(大阪くらしの今昔館)
協 賛 :鹿島建設株式会社、淀鋼商事株式会社
協 力 :鹿島出版会、一般社団法人日本建築設計学会、神戸大学光嶋研究室、
     生きた建築ミュージアム大阪フェスティバル実行委員会、海洋堂、
     大阪府立大学観光産業戦略研究所、
     株式会社橋爪総合研究所、遠藤秀平建築研究所
監 修 :橋爪紳也 遠藤秀平

<トークイベント>
「掌の建築たち イッツ・ア・スモール・ワールド」橋爪紳也×遠藤秀平
(「掌の建築展」関連イベント)

 世界の建築は面白い、そして「建築ミニチュア」の世界も奥深い。その歴史、素材の多様性、収集時のエピソードなど、それぞれの「建築ミニチュア道」について楽しくトークを展開します。あわせて、パリで進めている「アジール・フロッタン復活プロジェクト」についても紹介します。

●日 時: 2021年7月25日(日) 14:00~15:30(受付13:30開始)
●登壇者: 橋爪紳也氏 遠藤秀平氏
●会 場: 大阪市立住まい情報センター 3階ホール
●定 員: 120名(応募者多数の場合抽選)

申込受付期間 2021年6月2日(水)12:00 ~ 7月10日(土)
申込フォーム(受付期間中ご覧いただけます)
https://www.osaka-angenet.jp/event/129
※新型コロナウイルス感染症拡大の状況によっては開催を中止とする場合もあります。

フィレンツェ大聖堂
サンマルコ広場
タワーシリーズ1
タワーシリーズ2
ミラノのドゥオーモ
(写真 川村憲太)


〇落語家 桂米團治と歩く江戸時代の大坂
 大阪くらしの今昔館の9階常設展示室にある江戸時代(天保年間)の大坂の町並みをご紹介する新しい動画ができました。案内人は上方の落語家、桂米團治師匠です。
〈①表通り編〉
 こちらからどうぞ。
 https://www.youtube.com/watch?v=n1moBJy5uB4
〈②町家の暮らし編〉
 こちらからどうぞ。
 https://www.youtube.com/watch?v=dDb2VBmyKnw



〇「今昔館のオンライン まなびプログラム」が公開されています
 大阪のまちと住まいや くらしのことを おうちで学んでみませんか?
 こちらからどうぞ。
 ⇒konjyakukan.com/link_pdf/今昔館のオンラインまなびプログラム.pdf




〇大阪くらしの今昔館の紹介動画
 今昔館の江戸時代のフロアをご紹介する動画は4編あります。全4編の目次はこちらからどうぞ。
 こちらから、見たい部分だけを見ることができます。英語の字幕入りの動画を見ることもできます。
http://konjyakukan.com/link_pdf/what's%20this%20.pdf



 このほかに「天神祭となにわの町」をご紹介する動画があります。
https://www.youtube.com/watch?v=3or8fq4U8zE&feature=youtu.be



 また、今昔館の近代のフロアをご紹介する動画が2編あります。
https://www.youtube.com/watch?v=SbqzmybwKss&feature=youtu.be


https://www.youtube.com/watch?v=EohP-xqrOi4




〇【動画】重文茶室「蓑庵」ー構造模型で見る茶室建築の世界
 重要文化財 大徳寺玉林院茶室「蓑庵(さあん)」の実物大構造模型(竹中大工道具館所蔵)を京都工芸繊維大学名誉教授 日向進先生が分かりやすく解説してくださいます。
 こちらからご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=tqJEnPZckbc&feature=youtu.be



 大阪くらしの今昔館の展示内容や利用案内などについて詳しくはこちらからご覧ください。
http://konjyakukan.com/index.html


 「今週の今昔館」の第1回から第52回までは、「古地図で愉しむ大阪まち物語」に掲載しています。
 「今週の今昔館」の第1回はこちらからご覧ください。
http://osakakochizu.blogspot.com/2016/08/blog-post_5.html


 「住まい・まちづくり・ネット」では、大阪市立住まい情報センター主催のセミナーやイベントの紹介、専門家団体やNPOの方々と共催しているタイアップイベントの紹介などを行っています。イベント参加の申し込みやご意見ご感想なども、こちらから行える双方向のサイトとなっています。

「住まい・まちづくり・ネット」はこちらからどうぞ。
http://www.sumai-machi-net.com/
初めての方はこちらからどうぞ。
http://www.sumai-machi-net.com/howtouse


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